Appleの次期スマートフォン「iPhone 17」シリーズに関する新たな噂が話題を集めています。特に注目されるのは、Google Pixelのような横長の「カメラバー」デザインの採用と、薄型モデル「iPhone Air」の登場の可能性です。「iPhone Air」は6.6インチディスプレイを搭載し、現行のPlusモデルを置き換える形になると予想されていますが、カメラ性能の一部が削減される可能性も指摘されています。

また、全モデルで120Hzリフレッシュレートのディスプレイが採用されるとの見方もあり、従来の標準モデルとの差が縮まることが期待されています。さらに、フロントカメラの画素数が従来の2倍となる24メガピクセルに向上する可能性も報じられ、セルフィー撮影がより高品質になるかもしれません。

iPhone 17のカメラバーはデザイン革新か それとも賛否を呼ぶ変更か

Appleの次期スマートフォン「iPhone 17」では、Google Pixelのような横長のカメラバーが採用される可能性が指摘されています。このデザイン変更は、2025年1月にX（旧Twitter）でリークされた画像によって話題となりました。その後のCADレンダリングでも、標準モデルには横長のカメラバー、Proモデルにはより大型の長方形カメラバーが搭載されることが示唆されています。

カメラバーを採用することで、iPhoneの背面デザインは大きく変わる可能性があります。これまでのiPhoneは、カメラレンズが縦または三角形に配置される形が主流でした。しかし、新デザインではレンズが横に並ぶことで、Pixelシリーズのような一体感のあるスタイルになると考えられます。この変更は、見た目の統一感を生むだけでなく、内部スペースの最適化にも寄与するかもしれません。

一方で、カメラバーの採用には課題もあります。デザイン面では、iPhoneの「らしさ」が薄れるという指摘や、ケースとの相性が問題視される可能性もあります。また、横に広がるカメラ部分がテーブルに置いた際の安定性に影響を与える可能性も考えられます。これまでiPhoneはカメラ性能の進化を重視してきましたが、デザインの大幅な変更がユーザーにどのように受け入れられるのか、今後の展開が注目されます。

iPhone Airの登場でモデル選びはどう変わるのか

iPhone 17シリーズでは、新たに「iPhone Air」と呼ばれるモデルが登場する可能性があります。このモデルは、6.6インチディスプレイを搭載し、現在のPlusモデルを置き換える形になると予想されています。サイズ的にはiPhone 16 PlusやiPhone 16 Pro Maxよりわずかに小さいものの、標準モデルよりは大きく、多くのユーザーにとって新たな選択肢となるかもしれません。

「Air」と名付けられていることからも分かるように、このモデルの最大の特徴は薄型デザインであると考えられています。しかし、薄型化には一定のトレードオフが伴います。アナリストのミンチー・クオ氏によると、iPhone Airはカメラ性能が削減され、超広角レンズや望遠レンズが省かれる可能性があるとのことです。代わりに、メインカメラ1つにフォーカスした設計になると予想されています。

また、内部スペックも気になる点です。A18またはA19チップが搭載される可能性があり、Apple独自の5Gモデム（C1チップ）や8GBのRAMを採用するとの予測もあります。ただし、薄型デザインの影響でバッテリー容量が削減される可能性もあり、電池持ちに関しては慎重に検討する必要がありそうです。モデル選びの基準が変わる可能性があり、iPhone Airがどのような位置づけになるのか、今後の情報が待たれます。

フロントカメラが24MPに進化 セルフィー撮影はどう変わるのか

iPhone 17シリーズでは、フロントカメラの大幅なアップグレードが期待されています。現在のiPhone 16シリーズでは12メガピクセルのフロントカメラが搭載されていますが、iPhone 17では24メガピクセルに倍増する可能性があると、アナリストのJeff Pu氏が報じています。

フロントカメラの画素数が増えることで、セルフィー撮影のディテールが向上し、より鮮明な写真を撮影できるようになると考えられます。特に、TikTokやInstagramなどのSNSでの動画撮影やライブ配信を行うユーザーにとって、このアップグレードは大きなメリットとなるでしょう。また、ビデオ通話の画質向上も期待され、FaceTimeやZoomなどのオンラインコミュニケーションの快適性も向上するかもしれません。

ただし、単に画素数が増えただけでは必ずしも画質が向上するわけではありません。センサーサイズや画像処理技術の改良がどの程度行われるかが重要なポイントになります。また、24MPのフロントカメラが全モデルに搭載されるのか、それともProモデル限定なのかも注目すべき点です。

高解像度化によるノイズの影響や、低照度環境でのパフォーマンスにも注目が集まるでしょう。Appleがどのような最適化を施すのか、正式発表が待たれます。

Source：CNET