iPhone 17 Pro Maxは、前モデルのiPhone 16 Pro Maxよりも厚くなる可能性があると、信頼性の高いリーカー「Ice Universe」が報じました。新モデルの厚さは8.725mmとなり、iPhone 16 Pro Maxの8.25mmと比べて約0.475mm増加する見込みです。

この厚みの変化は、より大きなバッテリーを搭載するためではないかと考えられています。仮に厚みの増加分がすべてバッテリー容量拡大に使われた場合、約400mAh(8%)の増加が見込まれる可能性があります。ただし、バッテリーが増えても駆動時間が延びるかどうかは不明で、他の要因が消費電力に影響を与える可能性もあります。

iPhone 17 Pro Maxの厚み増加はどれほどの違いなのか

iPhone 17 Pro Maxの厚みは8.725mmとされ、iPhone 16 Pro Maxの8.25mmと比較すると0.475mmの増加になります。この差は極めて小さく、一見するとほとんど気にならない程度に思えます。しかし、スマートフォンのデザインはミリ単位で調整されており、わずかな変化でも持ち心地やポケットへの収まり方に影響を与える可能性があります。

0.5mm未満の違いは、例えば一般的なシャープペンシルの芯の太さや細かい砂粒の厚みと同じ程度です。そのため、視覚的にはほとんど変化を感じないかもしれません。しかし、スマートフォンは日常的に手に持つデバイスであるため、使用感において微妙な違いが生じることは考えられます。

また、ケースやアクセサリーとの互換性も気になる点です。特に、ハードケースや精密に設計されたカメラ保護フィルムなどは、わずかなサイズの違いが適合性に影響を与える可能性があります。新モデルの厚み増加がどのように体感されるのか、今後の実機レビューにも注目が集まりそうです。

バッテリー増量による駆動時間への影響は

iPhone 17 Pro Maxの厚み増加はバッテリー容量の拡大によるものではないかと考えられています。仮に増加分の0.475mmすべてがバッテリーに割り当てられるとすると、最大400mAh(約8%)の増量が見込まれる可能性があります。これにより、連続使用時間が延びる可能性がありますが、実際の使用感はバッテリー効率にも左右されます。

バッテリー容量が増えたとしても、消費電力が増加すれば駆動時間が延びるとは限りません。iPhone 17 Pro Maxでは、新たなディスプレイ技術やチップセットが搭載される可能性があり、それらの電力消費が増加することも考えられます。特に、高輝度ディスプレイや高性能プロセッサが採用された場合、バッテリー増量の恩恵が相殺される可能性もあります。

また、充電速度の向上があるかも気になる点です。バッテリーが大容量化すれば、充電時間も長くなることが予想されます。そのため、Appleが急速充電技術の改良を進めているかどうかも重要なポイントとなるでしょう。公式発表ではないため、今後の情報に注目が集まります。

iPhone 17シリーズの今後の展開と期待

iPhone 17シリーズは2025年9月に発表されると予測されています。同時期に登場すると噂される「iPhone 17 Air」は、極めて薄いデザインになる可能性があり、iPhone 17 Pro Maxとは対照的なアプローチが採用されるのかもしれません。

また、信頼性の高いリーカー「Ice Universe」は、iPhone 17シリーズ全体にProMotionディスプレイが搭載されると主張しています。これまで標準モデルには搭載されていなかった120Hzのリフレッシュレートがすべてのモデルに適用されるとなれば、多くのユーザーにとって魅力的な進化といえるでしょう。

しかし、iPhone 17 Pro Maxの厚み増加が本当にユーザーにとってメリットとなるのかは、バッテリー持続時間や持ちやすさなどのバランスによります。薄型デバイスの流行が続く中で、厚みの増加がどのように評価されるのか、今後の動向が注目されます。Appleが正式に発表するスペックや実機の使用感について、さらなる情報を待ちたいところです。

Source:AppleInsider